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シアトルのリアルター三井まりこさんのお宅訪問記です。
マイホームを購入された方の体験談をご紹介します。これからマイホームのご購入を考えていらっしゃる方、買い替えを考えていらっしゃる方、先輩のアドバイスや経験をぜひ参考にしてみてください。
Mさん&Yさんご家族宅
シアトルはアジア人に優しい場所だと思いました
地区:Kirkland
築年:2002年 4ベッドルーム 2バスルーム
一軒家 (他州・日本より移住)
時期:2007年3月【購入】
まずはシアトルへようこそ、ですね。シアトルを選んだきっかけを教えてください。

奥様
:子供たちの教育のため、当時住んでいたテキサスに主人を残し一時日本へ帰国し、家族がバラバラに暮らしていました。そろそろ皆で一緒に住みたいと思っていた時に、以前、短期間ですがシアトルに住む機会があり、 大変気に入り将来住んでみたいと考えていたので、シアトルを選びました。

ご主人:シアトルは四季があって、日本と風土が似ていたり、山、海、湖に囲まれて緑が多いのも魅力のひとつ。僕はもともとCity Boyじゃないから、カルフォルニアみたいなところより、こういった土地が向いているのかもしれないと思ったんだ。アジアの文化にも理解があるし、僕たちのような家族にはぴったりだと思った。

家探しをしているときに一番大変だったことは何でしたでしょうか。

奥様:古い家と新しい家が混在して建っているのには驚きました。シアトルでは古い家でも場所がいいと、値段が高いということにしばらくして気が付きましたが、どうして、この値段で!?と思ってしまった物件もありました。 それからテキサスは主寝室が1階にないと将来、 売りにくい物件になるというのが主流でしたが、シアトルは逆で全て2階にあるほうがいいこともわかりました。外壁もレンガが主流のテキサスでしたが、シアトルは木が主流。きっと竜巻とかがないから大丈夫なんだと、色々と土地柄によって違うことも少しずつ理解していきました。
住んでみてもっと色々な相違に気が付いたかと思いますが、いかがですか。

奥様:子供たちの学区は一番重視していたのですが、こちらでは水曜日の午後もお休みだなんてびっくり。子供たちが伸び伸びしすぎてしまって、最初はどうしようかと思いました。
ご主人:でもこれが「Real Life」なんだよ。色々な意味で子供のためになっていると思う。色々な家庭、色々な人と付き合っていって、本物の社会というのはこういうところなんだというのを、そろそろ気が付かせてあげたかった。今回はそれがいい機会だと思っているよ。
奥様:そうそう、ダラスで住んでいた家は、ガレージが家の後ろにあったこともあり、ほとんど近所の人に会うこともなかったんです。こちらに来てからは、ご近所の方と向かい合わせで会う機会が多くなり、本当に皆さん、いい人ばかりで。 こればかりは選べないのでほっと一安心しました。古くから住んでいる人も多く、色々と近所のことを教えてくれたり、クッキーを焼いてきてくれたり。まだ引越しして間もないのに、どこからか聞きつけたのか、近所の子供たちも自然と集まり、何だか昔懐かしい日本を思い出します。
この家で気に入っているところは?
奥様:とにかくどこからも採光が取れて明るい。無駄のない設計でどこでも目が届き、使いやすいです。特に収納の多いキッチンは助かります。お庭がもう少し広かったらよかったけど、とりあえずトランポリンが置ければ大丈夫。
ご主人:子供が3人いるので欲を言えば、5ベッドが良かったけれど、ま、それは追々考えるとして。ガレージの奥にストレージルームがあるのは助かるね。

それでは最後にこれから家を買われる方にアドバイスをお願いします

ご主人:100%、自分の気に入った家はないのでプライオリティを立てて、ある程度妥協もすることと、とにかく不動産価値を理解し、自分のバジェットを明確にしておくことが大事。そうでないといつまでもそのギャップに悩む事になってしまう。
奥様:今回は日本、ダラス、シアトルと遠隔で物件探しでどうなることかと思いました。時差もあり、気に入った物件があってもすぐに売れてしまったり・・。1月に日本から来た時は1週間で見つけるつもりで意気込みましたが、 やはり焦って買わなくてよかった。今回、1日でこの家に決める事が出来たのは、そのときに足を運び、色々と学んだことがベースになっていたのだと気が付きました。
それを聞いて安心しました。やっぱり私も実際に目で見て気に入ったものを買っていただきたかったので本当によかったと思ってます。何かシアトルの生活で困っていることがあったら、何でも相談してくださいね。