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今まで当社に寄せられた海外不動産取引に関連した質問の中で、多いものをQ&A形式で説明致します。

Q1:定年後海外に住宅を購入して1年のうち数ヶ月を海外で生活する予定です。この場合一戸建とコンドミニアムと、どちらが良いでしょうか?
A: 初めて海外に住宅を購入するケースではコンドミニアムをお勧め致します。
その理由は購入後の管理が一戸建てに比べてかなり楽だからです。一戸建ですと庭の手入れが大変ですし、又日本に帰国して、留守にする場合の管理の問題も生じます。この点コンドミニアムは、ほとんどの場合オートロックになっておりますので防犯上も安心です。

Q2:日本の住宅価格はバブル経済が崩壊した後値下がりしていますが、バンクーバーではどうですか?
A: 確かに我国ではここ10年位の間に住宅は約30〜40%ほど値下がりしています。逆にバンクーバーでは40〜60%位値上りしているのです。 業界の資料によりますと、2003年4月と2006年4月を比較すると、一戸建て・タウンハウスは凡そ50%、コンドミニアム(分譲マンション)は約66%値上りしています。

Q3:北米(シアトル、バンクーバー)ではタウンハウス(Town house)という住居形態があるそうですが、これはどんな住宅でしょうか?
A: タウンハウスは一戸建とコンドミニアム(分譲マンション)の中間のような住宅です。2戸または3戸が連なっており、それぞれに専用のエントランス、ガレージが付いております。また、バックヤードと呼ばれる専用庭が各戸にあります。毎月、ストラータフィー(我国の管理費)を払います。この中には住宅全体の改修費用が含まれるので、一戸建て住宅に比べてメンテナンスがかなり楽にできます。従って年配の方や若いカップルに人気があります。

Q4:バンクーバーでは、日本の相続税に該当する税はないと聞いたのですが、これは住宅にも当てはまりますか?
A: カナダでは、我国の相続税・贈与税に該当する税金はありません。両親名義で住宅を購入して子どもに譲っても、カナダでは税金を払う必要はありません。ただし名義を書き換える費用等はかかります。

Q5:シアトル又はバンクーバーで中古住宅を購入する予定です。何年か住んだ後に売却する場合、中古住宅はかなり価格が下がるでしょうか?
A: シアトル、バンクーバーとも、住宅の中古市場が整備されており、日本と比べて中古住宅の需要はかなり多いとお考え下さい。又、築10年ほどで、ほとんど土地のみの価格となって住宅の価格を評価しない我国と違って、中古住宅の評価は高いです。特に住宅周辺の環境がよい地区の中古住宅は築5年、10年たっても新築と比べてそんなに安くなりません。現在は不動産市況が活況なので多くのケースで購入価格より値上りしています。

Q6:契約が成立した場合にその不動産の登記と決済(代金受渡し)はどのように行なわれるでしょうか。
A: アメリカの場合はエスクロー(escrow)会社が責任を持って処理いたします。エスクロー会社とは、売主及び買主に利害関係のない第三者として決済と登記手続等を行う会社です。
カナダの場合はエスクロー会社ではなく、弁護士事務所を通してその手続きが行なわれます。

Q7:シアトル・バンクーバーで不動産を購入した場合、固定資産税はどのくらいかかりますか?
A: 両地区とも大まかに言って物件価格の1%前後の固定資産税がかかります。これは日本の住宅用固定資産税に比べてやや割高です。その理由の一つは我国のような住民税がないので、固定資産税がその地域の住民のための費用、つまり地域の公共事業、学校関連費用等に使われる為です。

Q8:海外に住宅を買いたいのですが、すべて自己資金ではなく、一部ローンを使いたいと思います。現地でのローンはできますか?
A: 購入価格の40〜50%の頭金が必要です。残りは購入物件を担保にして現地でローンを組むことができます。ローンの金利は日本より高くなり現在、約6%位ですが、期間や借入額等により異なります。

Q9:住宅を購入した後で、滞在に制限はありますか?
A: 日本のパスポートを所持している場合は、通常、査証(ビザ)なしで、アメリカは3ヶ月、カナダは6ヶ月滞在することができます。尚、一度国外へ出国すれば再入国の場合も同様に滞在が可能です。ただし、観光ビザでは就労は認められていません